2019.08.25 24時間テレビ

24時間テレビ2019風の電話が泣ける！場所は岩手県大槌町で行き方アクセスは？

24時間テレビ2019風の電話が泣ける！場所は岩手県大槌町で行き方アクセスは？
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2019年24時間テレビ、2日目のコーナーで「風の電話」が放送されました。

亡くなった方と電話で話すこの「風の電話」が泣けるとSNSで大変話題になっています。

この電話ボックスがある場所がどこなのか調べてみると岩手県大槌町のようですが、詳細の行き方アクセス情報が気になります。

今回は、【24時間テレビ2019】「風の電話」が泣けるというみんなの声と、場所はどこなのか、行き方のアクセス情報について紹介していきたいと思います。

 

【24時間テレビ2019】「風の電話」の場所はどこ？岩手県大槌町からの行き方（アクセス）は？

2019年の24時間テレビの2日目の25日（日）に「風の電話（かぜのでんわ）」を紹介するコーナーがありました。

番組の総合司会を務める羽鳥慎一アナウンサーが、1200人以上が犠牲となった東日本大震災の被災地である岩手県の大槌町を訪れます。

「風の電話」はこの大槌町の大自然の中にある電話ボックスで、回線の繋がれていないダイヤル式の黒電話と一冊のノートが置かれています。

この電話ボックスは、亡くなった人と会話をして想いを伝える場所として、佐々木格（ささき いたる）さんによって8年前に設置されました。

佐々木格さんは、仲の良かった従兄弟をガンで亡くしていて、その亡くなった従兄弟と会話をしたいと思い、それがきっかけで作られたようです。

自分にとって大切な人は、いつまでもどこかでつながっていたいと思いますよね。。

その直後、東日本大震災が起きました。

いつしか佐々木さんの作った電話ボックスに、大切な人を失い傷ついた人が足を運ぶようになりました。

佐々木さんは傷ついた人が気持ちを明るい方向に変えていく手助けをしたいと、みんなに場所を解放したそうです。

これまでに風の電話を利用した人は、3万人以上にのぼるそうです。

▼「風の電話」アクセス情報

  • 住所：〒028-1101　岩手県上閉伊郡大槌町浪板9-36-9（以前は吉里吉里第11地割64-10にありましたが、住所整理により現在は浪板9-36-9に移動しています。）
  • アクセス（行き方）：三陸鉄道リアス線浪板海岸駅から徒歩8分程度　（500m）

 

東京駅から行く場合は、浪板海岸駅までのルートは、二通りあるようです。

以下一例をご紹介します。

①電車で行く場合（所要時間：乗換・待ち時間含め約6時間）

東京駅から東北新幹線（やまびこ）で新花巻駅まで3時間6分。

→そこからJR釜石線快速はまゆり3号(釜石行)で釜石駅まで1時間32分。

→三陸鉄道リアス線(宮古行)に乗り換え、浪板海岸駅まで27分。

②バス＋電車で行く場合（所要時間：乗換・待ち時間含め約14時間40分）

東京駅から高速夜行バス（岩手きずな号）で久慈駅前まで10時間30分。

→久慈駅から三陸鉄道リアス線(釜石行)に乗り、浪板海岸駅まで2時間45分。

 

「風の電話」の絵本は泣ける？あらすじは？

佐々木格さんが亡くした方々を想って設置した「風の電話」、東日本大震災の惨劇を忘れないため、いもとようこさん作絵の絵本として老若男女問わず幅広い世代から愛されているようです。

タイトルは、ひらがなで「かぜのでんわ」、「東日本大震災を忘れないーいのちの絵本」シリーズ全3巻のうちの一つとして2014年2月に金の星社から出版されました。

「かぜのでんわ」は、全国1000人以上の絵本専門店・書店担当者が選ぶ「第7回MOE絵本屋さん大賞2014」で10位を受賞している作品です！

「東日本大震災を忘れないーいのちの絵本」シリーズは、他に「ハナミズキのみち」「かあさんのこもりうた」の2冊があります。

絵本「かぜのでんわ」では、実際の「風の電話」と同様、もう会えない人へ自分の気持ちを伝えるために設置された、電話線のない電話にまつわるストーリーが展開されています。

「かぜのでんわ」を設置したのは熊のおじいさん。

お兄ちゃんを亡くしたたぬきぼうや、我が子を亡くしたうさぎのお母さん、奥さんを亡くしたきつねのお父さん、、みんな大切な人を想って「かぜのでんわ」をかけにきています。

ねこさんは、「人は何故死ぬのか、なぜ生まれてきたのか、生きること、死ぬことの意味は何か」神様へ問いかけます。

ある日、電話線のつながっていないはずの「かぜのでんわ」が鳴り響きます。

電話を設置した熊のおじいさんが電話をとると、降っていた雪が止んで星空が輝きだし、それはまるで亡くなったみんなの感謝の気持ち「ありがとう」のように…

大切な方への想いが、天に届いた…

人を想う気持ち、もう会えない切なさ、かけがえの無い方を亡くして苦しむ人々へそっと静かに寄り添うような、そんな優しい絵本だなと感じました。

今心に傷を負っているあなたに、是非おすすめしたい1冊です。

小さいお子さんから大人の方まで、それぞれの視点で読み進められると思います！

 

「風の電話」は全壊した？修復や再建は？

亡くなった大切な人と対話する場所として、多くの人々に愛されてきた「風の電話」ですが、2015年1月8日に岩手県沿岸部を襲った強風により、横倒しになってしまい、扉やガラスが割れて飛び散り、全壊状態になってしまいました。

この災害により再建は難しいと言われていた「風の電話」。

しかし、以前「風の電話」を訪れた大工さんが全壊のニュースを聞きつけ、是非手助けしたいと申し出たことにより、「風の電話」は修復・再建され、今また人々の想いをつなぐ場所として復活したとのことです。

「風の電話」の設置された経緯や修復のエピソードを聞くと、本当に多くの人々の心に寄り添う、とても大切な場所なのだと思いました。

私は「風の電話」をまだ利用したことがありませんが、24時間テレビの放送内容や利用した方の話を聞くことで、いつか足を運んでみたいなと強く思いました。

亡くなった祖父母や両親、友人、もう二度と会えないとわかっているけれど、伝えたい想いがある方は多いと思います。

あなたも、「風の電話」で大切な方へ自分の想いを伝えてみませんか？

 

【24時間テレビ2019】「風の電話」が泣けるというみんなの声は？

 

まとめ

今回は、24時間テレビ2019で放送された「風の電話」が泣けるというみんなの声と、行き方のアクセス情報について紹介してみました。

「風の電話」が泣けるというみんなの声は本当にたくさん上がっていました。

場所は岩手県の大槌町にあって、行き方（アクセス情報）としては、三陸鉄道リアス線浪板海岸駅から徒歩8分くらいのようです。

駅から徒歩で行けるので、アクセスは良いですね(*^^)v

皆さんも大切な人と話しに岩手県大槌町にある「風の電話」に足を運んでみてはどうでしょうか。