絶対零度シーズン4の4話ネタバレあらすじ!テセウスの船に似てる?

絶対零度シーズン4の4話ネタバレあらすじ!テセウスの船に似てる加害者&被害者家族問題
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ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~2020(シーズン4)」4話が放送されましたね!

香坂朱里(水野美紀)の過去が井沢範人(沢村一樹)によって明らかにされそうになって3話が終わりましたが、隠された過去は判明したのでしょうか?

ネタバレとあらすじが気になりますね。

そして今回危険人物を捜査するにあたって、加害者家族と被害者家族の問題がピックアップされました。

これがドラマ「テセウスの船」に似てると話題になっています。

そこで今回は、ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~2020(シーズン4)」4話のネタバレとあらすじ、そしてドラマ「テセウスの船」と似てるという声について紹介します。

 

ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~2020(シーズン4)」4話のネタバレ&あらすじ!

3話では、小田切唯(本田翼)の過去が明らかになりましたね。

そしてラストには井沢載人(沢村一樹)が香坂朱里(水野美紀)の過去を探っていたというところで終わっています。

果たして香坂の過去には一体なにがあったのでしょうか。

さっそくネタバレとあらすじを見ていきましょう!

 

香坂が父親から連絡を受ける!

1994年、中学生だった香坂朱里(水野美紀)は、父親に「映画に行くことができない」と伝えました。

すると父は、「この世界は絶望に満ちている、もううんざりだ。できる限りの人を救うつもりだ、向こうで待ってる」と話したのです。

そして現在、香坂は稽古を積んでいました。

そこへ、「僕もお手合わせしてもらおうかな」と井沢載人(沢村一樹)がやってきます。

手合わせの間、過去を探ろうと鎌をかけてみるが、隙をつかれ、負けてしまいました。

井沢は投げ飛ばされたせいで、腰を傷め、吉岡拓海(森永悠希)に揉んでもらっているのでした。

 

次の危険人物!

次の危険人物がはじき出されました。

杉原佳代(木野花)は、自殺を考える人をの相談にのるセーブ・ザ・ハートに在籍しています。

杉原は多くの人の命を救ってきた「いのちの相談員」でした。

危険人物となったのには、スタンガンの購入履歴、失踪に見せかけて殺す方法を調べていたからでした。

杉原は10年前の大森山無差別殺傷事件の被害者家族でもありました。

この事件の犯人は川久保敦也・当時23歳で、商店街にいた人達を金属バッドで無差別に殴り倒していきました。

5名が死亡、多くの重軽傷者がでていました。

そのうちの1人が杉原の夫でした。

子供のいない杉原は、家を売り払い、購入したアパートでシェアハウスをし、様々な悩みを抱えた人に部屋を貸し出しています。

 

ミハンがセーブ・ザ・ハートに潜入!

潜入捜査に踏み切ったミハンは、井沢と山内徹(横山裕)が研修として入ることになりました。

2人が入った時、杉原は誰かと電話していました。

井沢が杉原に「あれって大森山事件のことですよね」と尋ねます。

すると、「私の必殺技で、死にたいと思った時の事を話す」と言い、その日の事を語ってくれました。

事件があった日、夫が会社へ行く前に結婚記念日に行く旅行先のことで揉めたと言います。

北海道か沖縄か、と言う些細な喧嘩だったが、亡くなった事件当日、夫は杉原の希望通りに予約をしてくれていたのです。

夫はそのあとに事件に遭遇し、おばあちゃんを助けようとして殴られたのでした。

この仕事に関わり杉原は”救うことで救われた”と話しました。

 

杉原が狙っている人物が見つかる?

杉原の端末にハッキングしていた加賀美聡介(柄本明)から、特定の若い女の子都一緒の写真がたくさん出てきたと報告を受けました。

杉原は子供がいないはずです。

そこでシェアハウスに小田切唯(本田翼)と吉岡が潜入することにしました。

結婚に反対され、夜逃げ同然でやってきたカップルの設定です。

吉岡は得意の演技で、方言を使いながらシェアハウスの住人と近づきました。

オーナーに家族はいるのかと聞くと、娘のような人がいると住人が答えるのです。

杉原が救った佐藤奈々(木竜麻生 ) だと言います。

しかし、奈々は3カ月前に出ていったそうです。

加賀美が調べを進めると、名前を変えていることが判明しました。

前の名は「川久保恵美」大森山事件の犯人の妹だったのです。

日本では2004年に犯罪被害者等基本法はできたが、加害者家族を守るものは何もありません。

重大事件の家族は自ら命を絶つこともあります。

小田切と吉岡は杉原の部屋に侵入し、手がかりを探していると、杉原が帰ってきて来たようです。

監視カメラでは、杉原は買ったスタンガンを手にとっていました。

 

奈々が非難されている?

奈々を迎えにきた男性がいました。

キャリアコンサルタントの梶智明でした。

加害者支援センター「未来を歩む会」のメンバーです。

さらに、奈々の婚約者でした。

この支援センターは、杉原が奈々に紹介したものです。

山内が2人の後を追うと、いきなり奈々にバイクのヘルメットをかぶった人物が、卵を投げつけてきました。

山内が追いかけるも、バイクで逃げていきくのです。

事件の犯人・川久保は獄中から本を出版すると言われています。

ネットでは川久保兄妹を叩くコメントがたくさんありました。

まずは佐藤奈々を洗おうと井沢が言うと、「私が行きます」と香坂が言います。

「未来を歩む会」の代表は、香坂の元上司なのです。

井沢が「僕も同行します。素人に任せられない」とたくらみ顔で言うのでした。

 

事件後の加害者家族の生活!

捜査が始まりました。

梶と奈々への取材と名目して話を聞き出します。

事件が起きてからの事を聞き、奈々は話し始めました。

「放課後、バドミントン部で練習していたら、先生から兄が事件を起こしたと報告を受けました。

家に帰ると、マスコミがたくさんいて、家の電話が鳴りやみません。

「人殺し」と言われ、ネットには家族の写真や住所も晒されました。

外に出るのが怖くなり、父も仕事を辞めました。

嫌がらせも続いたが、兄の近くにいながら気づけなかった、止められなかったと後悔しました。

そして、1年たったころに食卓にすきやきが出ました。

これから死ぬつもりなんだろうと思うと、ホッとしました。

やっと死ぬことができると、安心して涙が出ました。

でも、私だけ助かってしまいました。」と教えてくれたのです。

井沢が兄が本を出すということについて質問すると、梶が答えました。

その報道により、再び誹謗中傷が始まりました。

危害を加えてきているのは、20代男性だと分かっていると言うのです。

職場にも行けなくなるという奈々に、梶は本の出版をしないように説得すると言いました。

そして杉原の名前を出すと、奈々は口を紡ぐのでした。

 

杉原と奈々が向き合う!

山内は杉原の後を追っていました。

杉原がセンターに着いたと報告します。

すると、取材している部屋に杉原が入ってきました。

香坂が、杉原を呼んだのだと言うのです。

奈々が部屋をでると、杉原は追いかけ「もうすぐあなたを追い詰めている人間がはっきりする」と言いました。

しかし、奈々は「私の事本当は憎いんでしょう」と言うのです。

初めて奈々からの電話を受けた時、「お兄ちゃんがごめんなさい」と何度も何度もいう姿に、自分と同じだと思ったと言います。

「私があなたを救ったのではなく、あなたが私を救ってくれた」と抱き寄せようとするも、はねのけられました。

「私は新しい家族を作る。さようなら」と言うと、奈々は去るのでした。

 

奈々を追い詰めていたのは誰?

奈々が保育園で、登校してきた園児と母親たちに挨拶をしていました。

すると、逃げるように母親たちが入っていきます。

他の保育士に、大丈夫なのかと尋ねる姿を見てしまいました。

昨日、奈々に関することで匿名の電話があり、保護者のSNSにも名前が挙がり、子供を預けたくないという話が出ていると園長から聞かされます。

奈々はクビになってしまったのです。

井沢が杉原の職場で潜入していると、杉原がシフトを変わって欲しいと言ってきたと聞きました。

杉原は1人家を出て、小田切は香坂が追ったと言うが、香坂は勝手に予定変更していました。

加賀美がバイクの男の家を特定していたからです。

男が部屋から出てきました。

奈々からの弁護を頼まれていると言い、被害について訴えると、階段から突き落としたのは俺じゃないと話すのです。

その日にはツーリングに出かけていたというバイク男、加賀美は別の犯人が制裁を加えたとネットの書き込みを見つけました。

急いで杉原の元へ向かおうとするも、杉原は携帯の電源を切っており、わかりません。

階段から突き落とした人間が怪しいと、加賀美が調査をしていきます。

その人をつき止め尋ねると、ダイレクトメッセージが送られてきたからだと答えました。

そのメールはすべて「正義の告発者」という名前です。

一体誰かとミハンで考えていると、香坂がふと気づきました。

梶が少し笑って、奈々が苦しんでいるのを喜んでいるように見えたというのです。

梶は周囲の関心を引くために、自分自身を傷つける行為、”ミュンヒハウゼン症候群”でした。

しかも梶の場合は、代理の人を立てる厄介なパターンでした。

加賀美がダイレクトメッセージが梶によるものだと調べ上げます。

杉原は、そのことを知っていたのです。

 

梶の本性!

やはり梶は、奈々の兄に本の出版を進めていました。

梶が会見を開き、大森山事件の犯人の妹が婚約者であると話していました。

杉原のいかりがこみ上げてきます。

梶の前に立つと、杉原は証拠を突きつけました。

奈々の前から消えなさいとスタンガンを当てようとすると、梶の前に奈々が立ちます。

「梶は悪くない、梶が犯人でも構わない、私なんかと結婚してくれる人、もう一生出会えない」と言うのです。

梶が杉原に、消えるのはあなたの方だと言い、奈々と去ろうとしました。

すると、今度は香坂が立ちふさがります。

梶の胸倉をつかみ上げました。

「あなたのような人間は許さない」という香坂を奈々は止めます。

しかし、梶は婚約解消すればいいんだろうと言うのです。

そして奈々に「じゃあな、殺人鬼の妹さん」と言い捨てると、車へ乗り込もうとしました。

香坂は再び梶をつかむも、梶は鍵で香坂を殴りつけてきました。

しかし、得意の格闘技で梶を追い詰めると、こぶしを振り上げたのです。

寸でのところで井沢が香坂のこぶしを止めました。

「君たちは何者なんだ、支援者たちが黙っていない」と言ってくる梶に、井沢は「正体晒しておいたから」と携帯を見せるのです。

そこにはSNSが表示され、梶の本性のすべてが載っているのでした。

「もう二度と、加害者家族を食い物にはさせない」と井沢は梶に言いました。

一方、しゃがみこむ奈々に、杉原は美味しいものでも食べようと声を掛けました。

戸惑う奈々に、「私は命の相談員。放っておけないでしょう」と出会った時のように繰り返すのでした。

 

香坂の過去!

香坂は、追悼慰霊碑に花を手向けに行っていました。

26年前、警察や関係者によって囲まれたその場所は、規制線が張られ、中からは続々と被害者たちがでてきます。

取材陣は「40代男性と思われる人物が、館内に神経ガスをまいた模様」と伝えていました。

若い頃の香坂がそれを見ています。

そこへ井沢がやってきて、「なぜミハンにはこうも訳ありが集まってくるのでしょうね」と声を掛けました。

「あなたは法務省にいたころ、加害者家族の救済に熱心に関わっていたようですね。26年前にこの映画館で起きた事件、あなたはその娘だ」と言いました。

事件当時を思い出し、香坂は話出しました。

「父から電話がかかってきて、映画館からだとわかりました。駆け付けたときには、すでにここは地獄でした。今の父は、本当の父の事を隠すために戸籍を捜査した。受けるべき罰を受けずに逃げ出した」と言います。

井沢は香坂が、奈々に取材中「ごめんなさい」とつぶやいているのに気が付いていました。

「私の妻と娘が殺された事件、あなたは何を知っているかわからない。でも、僕は信じるって決めました。あなたの犯罪を未然に防ぎたいといい想いは、僕の想いと同じだ。」と井沢は香坂に言うのでした。

 

事件現場に加賀美がいた?

北見俊哉(上杉柊平)が未然特殊法案が見送りになった為、法務省に戻ることになりました。

そして、加賀美は香坂に「君には井沢くんが必要なんだと思うよ」と話しているのでした。

過去のシーンを振り返ります。

26年前、当時の献花台には、泣き崩れるものがたくさんいました。

花を手向けようとした香坂は、近づけません。

帰ろうとしたその時、加賀美と香坂はすれ違っていました。

 

ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~2020(シーズン4)」4話は「テセウスの船」や「知らなくていいこと」に似てる?

4話では、危険とされた人物がある事件の被害者家族で、その人に関わる人物が加害者家族でした。

この被害者家族・加害者家族という設定がドラマ「テセウスの船」に似てると話題になっています。

さらに、ドラマ「知らなくていいこと」にも似てると言われていますので、この2つがどんなドラマかも解説します!

 

ドラマ「テセウスの船」って?

絶対零度シーズン4の4話ネタバレあらすじ!テセウスの船に似てる加害者&被害者家族問題

引用:https://www.tbs.co.jp/theseusnofune/

主人公の父親が無差別殺人事件の犯人とされており、冤罪の可能性を探ります。

そしてタイムスリップした主人公は、過去に起きた無差別殺人事件につながる村の事件を防いでいきます。

その事件を防いでいくことで、未来が少しずつ変わっていきます。

次々と起こる事件を防ぎ、主人公は家族の笑顔を、父親を取り戻そうと奮闘するドラマです。

 

ドラマ「知らなくていいコト」って?

絶対零度シーズン4の4話ネタバレあらすじ!テセウスの船に似てる加害者&被害者家族問題

引用:https://www.ntv.co.jp/shiranakuteiikoto//

週刊誌記者をやっている主人公の母親が亡くなる際、「父親はキアヌ・リーブス」と残していました。

この言葉の真相を探ると、父親は無差別殺人事件の犯人であると分かってしまいました。

しかし、父親が発覚したことで、主人公は婚約者に振られ、絶望の淵にいます。

そんな主人公は父親の真相に迫っていくのです。

 

冬ドラマに似ている設定が多いと話題!

どちらも現在放送中のドラマです。

冬ドラマのうち、3つも無差別殺人事件というものが出てきます。

似ていると言われたドラマは主人公が加害者側の家族でした。

確かに似ていますね。

このことについてどんな声があがっているのでしょうか。

あくまでも犯人が悪いということはわかっていても、どうしようもない感情がでてくるのが、被害者家族ですね。

現実でも加害者家族は辛い経験をしている人が多いです。

そのことについて考えさせられますね。

今回は加害者家族の妹だけが生き残って苦しんでいる姿がありました。

兄への怒りは最もですが、兄との縁を切れば良いという問題でもないのが難しいですよね。

先日放送された「テセウスの船」2話では、ある事件で主人公が犯人扱いされていて、被害者家族が詰め寄るというシーンがありました。

そのことを思い出した人もいたようです。

被害者家族・加害者家族の問題は現実でもありますよね。

当人同士の問題なら、第三者がどうすることもできませんが、今回のドラマのように誹謗中傷というのはやはり問題ですよね。

今回の冬ドラマでも、演出側にこのことを問題提議している人が多かったということでしょう。

3話で判明した香坂の過去に、加賀美が絡んでくることで、もしかしたらまた同じ問題が出てくるかもしれませんね。

 

ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~2020(シーズン4)」4話のネタバレ&あらすじ!テセウスの船に似てるまとめ

今回は、ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~2020(シーズン4)」4話のネタバレとあらすじを紹介しました。

3話では、危険人物が被害者家族、そこに加害者家族が関わってくることで起きようとしていた事件でした。

そしてドラマ「テセウスの船」や「知らなくていいコト」でも同じ問題が扱われていて似てると、話題になっていました。

どのドラマも今後の展開で、被害者・加害者家族問題をどう取り上げていくのか気になりますね。

以上、ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~2020(シーズン4)」4話のネタバレとあらすじ、そして3話がドラマ「テセウスの船」と似てる、加害者・被害者問題だったことについて紹介しました。