2020年1月に放送スタートする日曜劇場が、はやくも情報解禁しましたね!
その名も、ドラマ「テセウスの船」。
原作は、講談社の青年漫画誌「モーニング」で連載されていた同名漫画です。
大量殺人犯の父親を持つ主人公が、過去にタイムスリップをして父親の事件に関わっていく本格クライムサスペンス。
ドラマの犯人は誰になるのか、漫画原作との違いはあるのか…予想するのが楽しいですよね!
すでに漫画原作は最終回(最終話)を迎えているので、いったいどんな結末になったのか、ネタバレが気になります。
そこで今回は、ドラマ「 テセウスの船」最終回(最終話)の犯人は誰なのか、漫画原作との違いがあるのかについて、ネタバレ結末から予想を立てていきたいと思います!
目次
ドラマ「テセウスの船」漫画原作最終回(最終話)ネタバレ結末を紹介!
#テセウスの船
全巻重版だそうです。
読んで下さった方々と、
日曜劇場さん、
ありがとうございます😊 pic.twitter.com/Kn2bCQrb05— 東元俊哉 (@toshiya_paris) November 26, 2019
悲劇の始まりは、1989年に北海道の音臼小学校で起きました。
お泊り会で提供されたジュースに青酸カリが混入され、生徒児童合わせて21人が死亡。
当時、村の警察官だった佐野文吾(主人公の父親)が犯行に使用された青酸カリを所持していたため、事件の犯人として逮捕され、死刑判決が下ります。
それから28年が経過しますが、文吾は一貫して無罪を主張。
主人公の心(しん)は、加害者家族として苦しい生活を強いられていました。
教師である夢を諦め必死に職へしがみつくなか、幸いにも妻(由紀)と子(未来)に恵まれます。
由紀は文吾が冤罪である可能性を考え、独自に事件を調査し、ノートに詳細を記していました。
「お父さんを信じてみて」
しかし心は生まれて一度も父親に会ったことはなく、苦しい現実から目を背けます。
そんな中、由紀が出産で命を落とし、由紀の親族から未来を奪われそうになった心は、悲しみに暮れながらも、未来との将来のために父親の事件に向き合うと決意。
心は由紀が書き残したノートを持って、事件の起きた北海道の音臼村を訪ねます。
しかし突然深い霧に包まれ、気が付くと不思議なことに事件が起こる前の1989年にタイムスリップしてしまいました。
タイムスリップで殺人犯の父と対面!不可解な事件の裏に潜む影
今一番続きが気になる漫画。テセウスの船。主人公が生まれる前、家族が住んでいた村で児童21人毒殺事件が起きた。当時警察官だった父が犯人として捕まり、現在は死刑囚に。主人公がその真相を探ろうとした時、事件が起きた1989年にタイムスリップ!過去現在を行き来し真相を辿っていくんだが面白すぎる pic.twitter.com/fe5Zs23iCA
— 湯め乃 (@sayonarakanako) April 17, 2018
2017年から過去にタイムスリップをした心は、初めて父親である文吾と対面。
母(和子)、兄(慎吾)、姉(鈴)とも出会い、生まれる前の自分が和子のお腹の中にいることを知ります。
現代ではバラバラになってしまった家族が、過去では笑顔絶えず幸せに暮らしており、文吾は正義感にあふれる警察官で、とても罪を犯すような人物には見えませんでした。
そして音臼小無差別殺人事件が起きる前の村では、不可解な事件が相次いでいることが分かります。
- 三島医院の次女である三島千夏が、パラコートを誤飲して死亡。
- 新聞配達員の長谷川翼が三島医院の長女である三島明美を誘拐し、一緒に死体で発見される(死因は2人とも青酸カリ)。
- 動物の変死。
過去を変えようと奮闘する心ですが、原因を回避しても、残念ながら不幸な結果は変わりません。
事件を未然に防ごうとする行動は、周囲からしてみると怪しいもので、警察から疑いの目を向けられていく心。
しかし平成27年に交付された心の免許証を見つけた文吾は、心がこの先に起きること知っていて村人を救おうとしているのだと気付きます。
2017年から来たことを告白した心は、文吾の協力のもと被害者を救おうと試みますが、やはり結果は変わらず、過去を変えようとしたことで事態はどんどん悪化。
心は容疑者として逮捕されるところまで追い詰められ、とっさに由紀の残したノートと免許証を湖に投げ捨てます。
釈放された心は、文吾へ音臼小無差別殺人事件を打ち明け、家族を連れて村を出るよう促しますが、とても信じてもえません。
説得も空しいまま、心は再び謎の霧に包まれ、現代へと帰還してしまいました。
そのころ過去の音臼村では、真犯人が心の捨てたノートと免許証を拾います。
変わりゆく未来!ついに真犯人が明らかに!
2017年に戻ってみると、世界が少し変わっていることに気が付きます。
心は拘置所にいる文吾へ会いに行き、自分が知らない過去について教えてもらうことに。
- 母が無理心中をして慎吾と共に亡くなり、鈴と心は養護施設育ちになっている。
- 由紀は新聞記者として活動し、心と初対面(結婚していないので未来は存在しない)。
- 音臼小無差別殺人事件の日付や青酸カリの混入物、犠牲者が変わっている。
- 鈴は三島明音の殺害容疑をかけられ、名前を変えて別人に整形し、妊婦になって内縁の夫(加藤みきお)と生活していた。
- 加藤みきおは音臼小無差別殺人事件の被害者で、青酸カリの後遺症により車椅子生活を送っている。
- 最初の世界では音臼小無差別殺人事件に巻き込まれて亡くなった教師の木村サツキが、生存して加藤みきおを養子にし、鈴の義母になっている。
そんな中、文吾の冤罪を証明する人物(佐々木紀子)が現れ、事件は解決に向けて進展したかと思いきや、佐々木紀子が木村サツキに殺害されてしまいました。
サツキは、音臼小無差別殺人事件の真犯人を知っていました。
犯人の名は…加藤みきおでした。
まさかの結末!主人公は死ぬ!?
「テセウスの船」
犯人を追いつめたか的なところで
まさかまたタイムスリップとは…っ(ノдヽ)霧メ!
あ〜も〜全巻出てから買えばよかったなぁ〜
毎回続きが気になって辛い〜 pic.twitter.com/N9mgyZHEzl— POPO (@popo777popo) June 22, 2019
加藤みきおの犯行動機は、子供の頃から抱いていた鈴への歪んだ恋心でした。
- 鈴が幼い頃、「お父さんみたいに正義感の強い人と結婚したい」と語ったことがきっかけで、文吾を無差別殺人事件の犯人にしたて上げる計画を思いつく。
- 三島姉妹を殺害したのは、鈴をいじめていたから。
- 本当は歩けるが、鈴に近づくために車椅子生活を演じていた。
しかし事件を起こしたことがきっかけで、愛していた鈴は別人のように変貌してしまい、計画は失敗だったと悟ります。
2017年の世界でもまた無差別殺人事件を起こし、自殺を考えていた加藤みきおの元に心が現れます。
加藤みきおは、過去に拾った心の免許証を差し出し、過去へ戻る方法を教えて欲しいと問い詰めますが、ひと悶着している間に深い霧に包まれ、心と共に1989年の過去へタイムスリップするのでした。
加藤みきおは子供の頃の自分に会いに行き、計画が失敗することを告げ、今度は鈴の正義の味方になれるように策を改めます。
大人の加藤みきおが、和子と鈴を拉致・事情を知っている心と文吾を殺害してすべての罪を被る一方、子供の加藤みきおが、和子と鈴を助け出す算段です。
しかし大人の加藤みきおが文吾を殺害しようと刃物を突き付けたところを心が身を挺して守り、加藤みきおは文吾に射殺されます。
心が息を引き取る間際、文吾は心に語りかけます。
「お前は俺の子だ!俺の…俺の息子だ!!」
「死ぬな!親より先に死ぬ奴があるか!」
このシーンは、とても涙なしで見れません。
心は穏やかな表情で、息を引き取りました。
同一性の矛盾に迫る最終回(最終話)!この結末はハッピーエンド?
漫画を読んだことがない方に。#テセウスの船 こんな感じです。
(単行本第9巻より) pic.twitter.com/B4zadFEEYF
— 東元俊哉 (@toshiya_paris) November 18, 2019
そして2017年6月10日まで、時は流れます。
音臼村が閉鎖されることになり、佐野家は昔家族で埋めたタイムカプセルを掘り起こしにやってきます。
実は過去の世界で、心は佐野家のタイムカプセルに2017年の家系図を入れていました。
文吾は心がタイムカプセル入れた家系図に書いてあった由紀の名前を見てはっとした表情を浮かべます。
そして当時、写真を撮ってそのまま埋めておいたカメラを取り出し、現像してみると「タイムスリップした心」の姿があり、「佐野家の末っ子である心」と瓜二つの姿に驚く一同。
末っ子の名前は「正義」にするはずだったのですが、文吾は命の恩人から「心」という名前を付けていました。
その後、婚約者を連れた心が帰省し、由紀を家族に紹介します。
きっと、未来が生まれる流れに繋がりますね!
「その昔、英雄テセウスの船を後世に残すため修復作業をする中で、当初の部品はすべてなくなり新しい部品に交換されてしまった」
ここで、矛盾が生じる…。
「この船は最初の船と同じだと言えるのか?」
週刊誌には、少年Aとして加藤みきおが起こした音臼村殺人事件が特集されていました。
加藤みきおは自身の犯行をカセットテープに録音して、楽しんでいたのです。
その証拠品が押収されて少年院に送られましたが、すでに出所しています。
加藤みきおは、東京の片隅をフードを深くかぶって人目を忍ぶように歩いていました。
原作は、見事にタイトルにつなげる結末を描き、同一性の矛盾を解く終わり方をしています!
この物語はハッピーエンドといえるのか、人によって答えが変わりそうなラストですね!
ドラマ「テセウスの船」の制作陣は、この最終回をどう捉えたのでしょうか。
原作との違いはあるのかについて、次で紹介していきたいと思います。
加藤みきおの犯行動機はこちらの記事でより詳しく紹介しています。
ドラマ「テセウスの船」最終回(最終話)の犯人を予想!漫画原作との違いはある?
ドラマ「テセウスの船」は、原作と多少違った見せ方をすることが分かっています。
原作者から、このようなコメントが発表されているからです。
このドラマ化の企画をいただいて一番驚いたのは、キャストの皆さんの豪華さです。
田村心役の竹内涼真さんをはじめ、どの配役もぴったりで、続報にご期待いただければと思います。
脚本も素晴らしくて、原作にはない設定やシーンが多くあります。僕としてはこれがとてもうれしくて、毎回脚本を読ませていただく度に感動してます。
また、この作品はサスペンスの部分も魅力の一つですが、その一方で世間から突き放された加害者家族の愛の物語でもあります。原作ファンの方々や、より多くの視聴者の方々に、このドラマが届いてほしいです。引用元:TBS番組公式サイト
家族愛に重点を置いて制作され、感動シーンが多いと捉えることができますね!
とはいえ話の大筋は、原作に沿った展開をするのではないでしょうか。
犯人が父親のままでは家族愛の感動も何もないので、ドラマの最終回も犯人は、加藤みきおではないかと予想します!
タイトルで定義しているように、テセウスの船で説かれている同一性の矛盾について、ドラマでも考えさせられるようなラストになると、味わい深いですよね!
ドラマ「テセウスの船」が放送決定!みんなの反応は?
ここからは、「テセウスの船」がドラマ化することに世間はどのような反応をしているのか、紹介していきたいと思います。
テセウスの船ドラマ、本当に私の好きな役者さんしかいないから誰メインで更新されても舞い上がってしまうので永久勝ち確ガチャみたいな気持ちでいちいち嬉しがってしまう…(喩えの貧相さ) 大変なこと沢山あるだろうけどいい出演者いい原作者さんに恵まれてる環境とてもかけがえない…😭
— AI (@AIxx21) November 26, 2019
テセウスの船ドラマやるんだ
見るしかない…— パワーちゃん (@0_1_0__) November 26, 2019
テセウスの船ドラマ化するの!?!!!!!???えっ
— すえねむ (@SenmmK) November 25, 2019
テセウスの船めっちゃ面白いやん思ったらドラマ化されるのかー!期待!
— runnn (@r7_nxn) November 24, 2019
原作を知る人は、ドラマ化の発表に驚きを隠せない様子ですね!
とはいえ原作が面白いと評判なので、ドラマ化に期待する人が多くみられました。
原作同様、はらはらドキドキな展開と、涙なしには見ることができない結末が待ち構えているかと思うと、私もワクワクしています!
ドラマ「テセウスの船」最終回(最終話)ネタバレ結末!のまとめ
最近、#テセウスの船 読んでるんですけど漫画に北海道がすっごい出てきません?なので、もしかしたらー…もしかしたらー…って北海道民の私はすごい考えててワクワクしまくってます💕エキストラ待ってます!
#竹内涼真#テセウスの船#エキストラ来て
↓カッコよすぎ pic.twitter.com/Y8rDht8HY4— SAE (@SAE_Ryoma_Lave) November 23, 2019
今回は、ドラマ「 テセウスの船」最終回(最終話)の犯人は誰なのか、漫画原作との違いがあるのかについて、ネタバレ結末から予想を立てみましたが、いかがだったでしょうか?
原作者のコメントから、多少は原作との違いがあると分かりましたが、最終回(最終話)の犯人は漫画原作と同じ加藤みきおだと予想しました!
ネタバレ結末では佐野一家の愛情劇が垣間見れましたが、「テセウスの船」の意味を考えると、本当にハッピーエンドといっていいものか、考えさせられるものがあります。
答えは、それぞれの人の胸に…。
そんな面持ちで、ドラマ「テセウスの船」の放送に期待したいと思います!