2019年に人気漫画「キングダム」が実写化され、話題となりました。
中華統一を目指す秦の国を舞台にしていますが、原作と映画と違いはどこにあるのでしょうか。
また、原作のストーリーではどこまでが実写化され、何巻・何話までだったのでしょうか。
今後実写映画の続編が出るかの指標にもなるので、ファンとしては気になるところですよね( *´艸`)
今回は、映画「キングダム」の原作との違いはどこか、ストーリーはどこまでで、何巻・何話までを描いたのか調べてみたいと思います!
目次
映画「キングダム」の原作との違いはどこ?
映画「キングダム」は、現在も週刊ヤングジャンプにて連載中の漫画を実写化した作品です。
史実をもとに原作が描かれていますが、実写化となった映画では原作と違う部分はあるのでしょうか。
調べてみたいと思います(^^♪
信の幼少期が違う?
戦争孤児となった信は、下僕として荷車に乗せられ、商人に売られていきます。
映画ではこの時、部下を引き連れた王騎が目の前を進んでいき、初めて王騎という大将軍を目にします。
予告映像に目を輝かせる信が写っていますので、紹介します。
原作では、信の初陣で秦軍が劣勢となっていた丘に、王騎が現れた時が信と王騎の出会いでした。
どちらの出会いにせよ、天下の大将軍を目指していく信に王騎が大きな影響を与えたのは変わりないですね(^_-)-☆
そして、原作も映画も修行をする信の描写はあるものの、これも少しだけ違っていました。
映画での信は、1人木の人形に向かって脳天を突き出す練習を行っています。
このシーンは原作ではありませんでした。
必殺技の練習といったところでしょう。
最後の左慈との戦闘でこの技が繰り出されました(^^♪
王都奪還の作戦を練るシーンが違う?
山の民に嬴政が連れていかれた時、原作では信・河了貂・壁が嬴政のあとを追い、最終的には4人が捕らわれます。
しかし、映画では兵士達全員が山の民に連れていかれます。
和平交渉の場面でも同様に、原作とは人数が違うままでの交渉となりました。
交渉が成立し、王都奪還の作戦をたてていた時の場所も変更されています。
和平交渉が山の民の宮殿内で行われた部分は同じですが、王都奪還は映画ではそのまま宮殿内で、原作では嬴政の先祖の避暑地に移動していました。
これは単に移動している時間の短縮ってことでしょうか(笑)
人数が原作より多いのも撮影が同じ日に行われたから、全員入れちゃえということだったら面白いですね( *´艸`)
ちなみに、山の民が個人的にすごく再現度が高いと思っています(笑)
まずは原作の山の民です。
そして映画の山の民です。
全員がマスクをつけていますが、小道具まで細かい再現がすごいですよね!
こんな風貌の山の民に連れ去られたら、自分ならあきらめます(笑)
山の民を味方にできたのは、秦にとってかなり大きいことですね!
左慈との戦いが違う?
原作では、左慈の次にランカイと戦うという流れでしたが、映画では逆になっています。
さらに映画で左慈は、戦い方が残虐すぎると地位をはく奪された”元将軍”という設定が加えられています。
初めてチームとして信が戦いを挑む相手に、”元将軍”という設定を付けたことで、天下の大将軍になるための信の決意を見せています。
下僕として運ばれていた信の目の前に、王騎を登場させたのも、大将軍への憧れを信に持たせるためでしょう。
この設定もストーリーにいいプラスの要素ですよね!
しかし左慈の迫力がすごいですね…
決して派手な衣装を身にまとっているわけではないのに、目で殺されそうな迫力があります。
元将軍相手でなかったら、この最後の戦闘シーンは成立しません(^_-)-☆
細かいキャラ設定が違う?
山の王である楊端和の右腕・ハジオウの設定が違いました。
原作では、信と平地の言葉で話すシーンがありましたが、映画では平地の言葉は話せません。
そして、原作では楊端和との出会いを描いていたのですが、映画ではそのシーンはカットされていました。
個人的に楊端和ファンなので、このカットはショックでした…(´;ω;`)
他にも、ムタのとどめを刺すのは原作では昌文君でしたが、映画では信に変わっていたり、王都奪還編ではランカイは生きていたのですが、映画では信に倒された部分も変わっています。
映画という時間が限られる中で、信が強くなっていくところを描くために、強い敵をサクッと倒している感じでしょうか。
さらに、原作では河了貂は女の子とバレていますが、映画はバレずに終わります。
短剣で刺されたことにより、鳥の蓑を脱ぐことになってしまうはずですが、映画では鳥の蓑がしっかり短剣を防ぎました。
河了貂役の橋本かんなさんは、最後まで鳥の蓑をまとってコロコロのままなので、生の橋本環奈さんは見れません(笑)
その他のキャラクターはほぼ忠実に原作と同じように描かれています。
キャストの演技もすばらしく、個性的なキャラクターで知られる王騎を演じた大沢たかおさんも、忠実に演じてくれていました。
あの独特な笑い声もしっかり聞けますよ( *´艸`)
キャストが公開された段階では、少し王騎にしては華奢だという声もある中、演技力でカバーといった感じでしょうか。
設定は多少変わっている部分がありますが、キャラクターとキャストが上手くマッチしているので、違和感は感じません。
風貌から仕草まで、原作のイメージそのままで、ファンとしては非常にテンションがあがりました(^^♪
描写が違う?
アニメと同様ですが、残酷な描写がなくなっています。
R指定もない映画なので、戦闘シーンは原作と違います。
首も飛ばなければ、血しぶきもありません。
これが実写だとちょっと怖いですね…( ;∀;)
しかし、それでもキングダムファンが良いと評価するほどの、迫力のある戦闘シーンが出来上がっていました!
一番戦闘シーンが公開されていた、楊端和の予告映像を見てみましょう。
これはキャスト陣のアクションの練習の賜物ですね。
たったこれだけの映像でも迫力が伝わってきます!
ワイヤーアクションとCGも使っているのでしょうか。
実際に中国で撮影したことで、キングダムの世界を忠実に再現しているのが素晴らしいです(^^♪
なんといってもスケールがでかいです!!
映画が公開されると、アクションは話題になり、「実写で成功した数少ない映画のひとつだ」と絶賛されていました。
山崎賢人さんって普段はのんびりしたイメージのある方でしたが、演技ではさすがプロといった感じです。
やはり原作者も監督も、もちろんキャスト陣も、戦闘シーンへのこだわりがかなりあったのではないでしょうか。
映画「キングダム」は原作のストーリーのどこまでで何巻・何話まで?
ロングヒットとして知られる漫画「キングダム」ですが、実写では原作のどこまでのストーリーを映画にしたのでしょうか。
約2時間という制約がありますので、どこまでを映画にするかも気になりますよね。
さっそく調べてみたところ、映画化されたのは「王都奪還編」までのストーリーだということがわかりました。
原作漫画でいうところの、5巻・46話までです。
信たちが成蟜 の反乱を食い止めたところが、ちょうど46話でした。
映画の続きを知りたいという方は、47話から読み進めてくださいね(^_-)-☆
46話を2時間で収めるなんて、本当に面白くできるのかという疑問がありますよね。
しかし、監督には実写映画のスペシャリスト・佐藤信介さん、さらに原作者・原泰久先生も映画の脚本に加わっています。
そんな2人の最強タッグによって、映画用にしっかりストーリーが作られています。
原作の面白さはしっかり表現しつつ、セリフや細かい設定を変えて、信が大将軍となるはじめの一歩を描いています。
出来上がった映画を見て、原泰久先生は何度も泣いたそうですよ。
結構涙もろい方なのか、「キングダム」への思い入れがあるからなのか、どちらなんでしょうね(*^-^*)
間違いなく原作を裏切らない、いい映画となっています!
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映画「キングダム」原作との違いはどこ?ストーリーはどこまでで何巻・何話まで?まとめ
今回は、映画「キングダム」の原作との違いはどこか、ストーリーはどこまでで何巻・何話までなのかを調べました。
原作との細かい違いはあるものの、大筋は変わらないですね。
映画の時間内に収めるということと、キャラクターの持ち味はなくさないというところで、設定の変更は難しかったんじゃないでしょうか。
原作のストーリーとしては、「王都奪還編」までで、5巻の46話までとなっています!
ということは、まだまだ続編が出せるという事です( *´艸`)
次はどこまでで何巻・何話までが描かれるのでしょうか!?
キングダムファンの楽しみが、また増えますね。
以上、映画「キングダム」の原作との違いを紹介しました。