死役所最終回のネタバレ予想!原作の結末ラストは?

死役所最終回のネタバレ予想!原作の結末ラストは?
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ドラマ「死役所」が好調ですね!

「死役所」は、原作の漫画があります。

原作のラスト、シ村の過去や、物語の結末はどうなるのでしょう?

ネタバレになりますが、原作を知っていれば、ドラマの中でどこが変わっているのか、もしくは再現されているのかがわかります。

何も知らずに見て、ラストを迎える楽しさとはまた違う楽しみ方ですね!

原作漫画の長さから言って、エピソード全てをドラマ化するのはほぼ不可能なので、ドラマにはドラマの結末、最終回があるはずです。

原作のラストを知っていれば、もしかしてドラマの最終回も予想できるかも?!

今回は、ドラマ「死役所」の最終回の予想を、原作の結末を元に、予想してみたいと思います。

ここから先は原作のネタバレになります!

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ドラマ「死役所」の原作漫画の最新刊までのネタバレ

まず、原作漫画の詳細からみていきましょう。

累計300万部を超える大ベストセラー漫画で、作者はあずみきしさんです。

最新刊は14巻で、現在も「月間コミック@パンチ(新潮社)」で連載しています。

2013年11月から連載しているそうですので、今年でちょうど6年の連載ですね。

最近ではウェブ版の月間コミック@パンチWebでも連載しており、電子書籍でもコミックスを買うことができます。

死役所最終回のネタバレ予想!原作の結末ラストは?

出典:Amazon

初めて見た方は、1巻の表紙から驚かれたのではないでしょうか。

見事に再現していますね!

深夜ドラマですし、ホラーではないものの結構グロいことになっていますので、苦手な人は眠れなくなるかも?!

また原作「死役所」は、2017年上半期マンガランキングでは1位を獲得する好成績を残しました。

こちらの原作を、細かくみていきましょう。

 

原作「死役所」の主要登場人物の共通点は?

「死役所」はエピソードごとにお客様の死者が変わります。

そこで、主要の登場人物となるのは、死役所の職員たちです。

その職員たちの共通点の一つが、全員が「元死刑囚」であること。

死刑囚が死刑を実行されて、死者となり、この死役所に配属になるようです。

シ村の口癖は「お客様は確かに仏様です」ですが、シ村も死者であることに違いはない、ということですね。

つまり、出てくる登場人物はほぼ全員が死者です。

死刑以外の死に方をした人間は、まずシ村のところで、死因によってどの課に行けばいいのか、案内を受けます。

シ村の部署は、総合案内

必ず、死者はこの総合案内を通ることになります。

それは死刑囚でも同じことで、死役所で死刑囚は「死役所に配属される」ということを聞かされます。

もし、死刑囚であるにも関わらず死役所につとめない、という選択をした場合は・・・「冥土の道」という無限の闇を永遠にさまようことになるそうです。

次に、彼ら職員の名前を見てみましょう。

シ村、ニシ川、イシ間、ハヤシ・・・みんな、名前に「」の字が入っているのがわかりますか?(キャスト&相関図はこちら

これが、もう一つの共通点になります。

カタカナでシだけ書かれると、ちょっとゾクっとしますね。

 

シ村のプロフィール

  • 本名:市村正道(しむらまさみち)
  • 「お客様は仏様です」をモットー。
  • 常に笑顔(糸目に口がVの字)を浮かべている男性。
  • 慇懃無礼で皮肉っぽい言い回しが多い。

他の職員に面倒と言われる総合案内を、あえて引き受けているようです。

生前は役所勤務で、最終的には死刑になったようなのですが、その罪に関してはまだ明らかにされていません。

実は冤罪であることがわかっていて、「成仏許可申請書」を出せば成仏できる立場にあるようですが、それにも関わらず、あえて死役所で勤務をしているそうです。

しかも、仲間からは「面倒」と評判の総合案内を自ら希望して引き受けているとか。

もう一点わかっていることとしては、娘の死と妻についての真相を追って、カルト集団「加護の会」の動向を追っている、と言うことです。

つまり、シ村はこの「成仏許可申請書」を出せば、成仏できるのに、あえてこの死役所で働き続けているということになります。

では、この「成仏許可申請書」とはなんなのでしょう。

>>シ村の過去の秘密をもっと詳しくみる

 

成仏許可申請書とは?死役所でやっていることってどんなこと?

この死役所は、此岸(しがん)と彼岸(ひがん)の境界に存在する、ある場所にあるとシ村が説明しています。

此岸とは、この世のことで、つまり、生きている人間の世界ですね。

反対に彼岸は、死者の国です。

よくお彼岸と言いますが、あれはあの世である彼岸から、先祖の霊が帰ってくる、という風習ですよね。

その此岸と彼岸の境目・・・生きていた人間が死に、そして彼岸にわたるための手続きをする、本当に役所のような場所が、この死役所なのです。

原作「死役所」は、短編集のような構成になっています。

そして、継続して出てくるのは基本的に死役所の職員だけです。

なぜなら、死役所の職員以外は、死因によって課が違いますが、みんな同じように、死後に自分の死の手続きをしなければならないからです。

例えば第1話であったように、自殺ならば、「自殺申請書」を書きます。

そこに氏名、年齢、職業、自殺した場所、自殺の方法、そして、自殺の理由、遺書の有無などを書いていきます。

そしてその書類と合わせて「成仏許可申請書」を出して、「成仏の扉」から、あの世に行くのです。

自殺の方法までは良いのですが、自殺の理由に関しては、かなり具体的に書かなければなりません。

第1話では、自殺した中学1年生の少年はいじめで自殺したとなっていましたが、「いじめ」とだけ書いた少年は、シ村に、「理由がいじめだけでは受理されないことがあるからもっと詳しく具体的に」と書き直しをさせられていましたね。

そのことがきっかけで、少年は自分の生きていた頃の記憶と向き合うことになります。

そしてその「自殺申請書」と「成仏許可申請書」が、ある程度の期間をすぎて締め切りに間に合わないと、「冥途の道」行きになります。

「冥途の道」とは、現世と死役所の間にある道のことで、「天国でも地獄でもない、何もない所」なのだそうです。

「冥土の道」は広く、知っている人と会うこともできるかわからないそうですが、永遠に何もない空間を彷徨うなんて、想像しただけでゾッとしますね・・・。

しかも、一度書類の締め切りをすぎてしまって冥途の道行きになると、成仏ができなくなる、というのです。

さらに怖いです。

この死役所では、天国に行けるかどうかもわからない、とシ村は説明しました。

天国に行ければ、生まれ変わることができるそうですが、生前の行いによっては、地獄行きもある・・・なんだか、本当に現世の役所のようですね。

 

死役所で死者がすることは?

もちろん、書類を書かなければなりません。

ですが、それ以外に、彼らは自分の死因とその理由について思いを馳せるうちに、共通の壁にぶち当たります。

自分はなぜ死んだのか。

生きているうちはどんな人生だったのか。

周囲の人とはどういう関係を築いていたのか。

そういった自分自身の奥底に改めて向き合うことになるのです。

一人一人の死者にスポットを当てて、シ村や他の職員との会話の中で、死者が毎回、自分自身と向き合って、それで初めて成仏する

この流れが、この物語をより深いものにしているのですね。

 

原作「死役所」のシ村の過去はどこまでわかっているの?

原作は現在連載中ということもあって、まだ結末を迎えていません

ですが、シ村の過去は、ある程度明らかになってきました。

過去、つまり生前の話です。

 

結婚のきっかけ

市村正道は、怪我をして歩けないおばあさんを自宅まで送ります。

その家で、後の妻となる、幸子と出会います。

幸子は何よりも絵を描くことが好きで、それゆえに何よりも優先してしまいます。

発想や言動が他の人とは違うちょっと変わった人でしたが、市村とは話が合いました。

その結果、2人は結婚します。

偶然の出会いからの結婚なんて、ドラマチックですね!

 

幸子の異変

娘の美幸が生まれると、幸子は子育てに追われてしまい、絵を描くことができなくなります。

何よりも絵を描く事を優先してしまう幸子にとって、それは相当なストレスだったのでしょう。

次第に幸子は心を壊していき、絵の具や土、花ばかり食べるようになる、という奇行まで起こすようになりました。

そんなとき、「心の解放」を謳う「加護の会」という団体に出会います。

摂食障害のひとつの異食症でしょうか?精神的にかなり追い詰められているのが分かりますね。

ドラマチックな出会いから一変して壊れていく家庭が見えてきます。

 

「加護の会」

自分の精神的な問題に悩んでいた幸子は、娘の美幸を連れて、加護の会へいきます。

そのうち加護の会に入り浸るようになり、家に帰らない日も出てくるようになりました。

心配した市村は、妻子を取り戻しに加護の会に行くのですが、会わせてもらえない日々が続きます。

感情的になって怒鳴ったりもしますが、無駄でした。

普段死役所でのシ村のV字の笑顔を知っているからこそ、市村の必死さが伝わってくるシーンでした。

 

最愛の娘の死

最後は諦めて帰るしかない、という日々の中、美幸だけでも、と娘を迎えに行こうとするのですが、そこには、血まみれで倒れている美幸がいました。

美幸はもう亡くなっていましたが、幸子は現在も生きている、ということもわかりました。

・・・・というところまでが14巻までに明らかになっているシ村の過去になります。

常に笑顔でいるシ村が抱えている闇は、想像以上に大きかったのですね…!

 

ドラマ・原作「死役所」の最終回、結末、ラストの予想!

以上が、現在わかっているあらすじです。

かなり大きなものをシ村が抱えているのがわかりましたね。

とすると、ドラマ「死役所」で、シ村の過去を掘り下げて、納得して「成仏」、というラストは難しいのではないでしょうか。

まだ原作でも明らかになっていないのですから、ドラマで先取り、というのも難しいと思います。

ではまず、原作の方の結末の予想をしてみることにしましょう。

 

原作「死役所」の結末予想!

原作であれば、ここまでしっかりシ村の過去を掘り下げているのですから、最終的にはシ村が納得して成仏、ということも十分ありえると思います。

その場合考えられるパターンをいくつか考えてみましょう。

 

パターン①幸子が死んで一緒に成仏

個人的にこれは大いにありえるのではないかな、と思います。

幸子がいきているということがわかっているので、その幸子をシ村が待っているということは十分に考えられます。

総合案内にいる、ということは、死ぬ死者全てに会えるということでもありますから、どんな死因であれ、必ずシ村は、新たな死者に会うことができるということです。

そう考えると、シ村が仲間内から面倒な部署、と言われる総合案内に自ら望んで配置されていることも、辻褄が合いますね。

そこでどんな死因であれ、幸子を見つけ、加護の会の事を自分なりに解決し、ともに成仏をする。

1話で言っている通り、死者は現世に干渉できませんから、いくら加護の会を潰そうと思っても、死んでしまっているシ村には何もできません。

大切な人を待って、一緒に成仏するというパターンですね。

パターンとしては王道ではありますが、ありえそうな気がします。

 

パターン②幸子が死んでその成仏を見送り、自分は死役所に残る

最初はパターン①のつもりだったけれど、ずっと死者たちの過去の自分を見直す姿を見て何か心を動かされ、幸子の成仏をしっかり見送った後も、なんだかんだ死役所に残る、と言うパターンです。

最近の漫画だとこっちの方が多いような気がします。

平穏が戻った、と言うんでしょうか。

何もトラブルがない、元の状態に戻って終わる、と言うパターンですね。

これもありそうな気がします。

ただ、あれだけどんな死者に対しても飄々と嫌味をのたまうシ村なので、一概にはわかりませんね。

 

パターン③死役所の職員の立場を利用して復讐

ないとは思いますが、復讐です。

死役所では、死者が天国に逝くか地獄に逝くかわからない、とされていますが、期日までに書類を提出しない事で、「冥途の道」行きと言う第3の道があります。

加護の会の幹部や、娘を殺した犯人を冥途の道に故意に放り出すことも、シ村の立場ならできるのです。

書類の説明をすべて「聞かれませんでしたから」と流してしまうことも、その手で書類を握りつぶすことも、できないことではないでしょう。

・・・あって欲しくはないですけれど。

その場合シ村は地獄に行くのかわかりませんが、バッドエンドに近くなる気もしますね。

以上パターンを3つ考えてみました。

原作の結末パターンとしては、このような感じではないでしょうか。

物語もシ村の過去が明らかになってくるにつれ、シ村の鉄仮面も崩れることが多くなってきました。

シ村の過去がこれからどう掘り下げられて行くのか、楽しみですね!

 

ドラマ「死役所」の最終回の結末予想!

では、ドラマはどうでしょうか?

この「死役所」は原作で取り上げている問題が社会風刺的なものをかなり含んでいるので、最近のニュースでよく聞く事件に関係するエピソードも多くあります。

例えば、児童虐待をテーマにしたエピソード「あしたのわたし」。

母親からの虐待で、雪の降る夜ベランダに出されたまま凍死した子供は「殺されていないよ」と絵本を手に無邪気な顔で言い切ります。

でも、母親は現世で、これでお荷物が居なくなったから!と嬉しそうに恋人に結婚を迫ります。そこに子供の通う保育園の先生が泣きながらくってかかり、同時に警察も母親を拘束する、と言う、現世で母親が報いを受けているのがなんとか救いになる程度の、胸が締め付けられる話です。

こう言った現代社会の抱える問題にリンクしたエピソードを入れてくるのではないでしょうか。

さて、では、肝心のドラマ最終回の予想です。

 

パターン①シ村の過去には触れず、社会風刺ドラマとして終わる

シ村の過去はかなり複雑です。

何を考えているのかわからないあのV字の笑顔は胡散臭さ満点で、過去になにかあった感じの主人公だな、とは思わせますが、最後までミステリアスなまま

そして今日もまた、新たな死者の案内をしている・・・。

そんな感じのパターンです。

一番無難と言えば無難ですが、少しはシ村の過去にも触れて欲しいですよね。

 

パターン②少しだけシ村の過去に触れるが、全ては語らない

冤罪の死刑囚で、「成仏許可申請書」を出せば成仏できる、くらいまでは触れても、なぜ申請書を出さないのか、はシ村だけが知る・・・と言う感じの終わり方です。

これくらいなら現実的なのではないでしょうか。

原作と思い切り外れないで、ドラマを簡潔に終わらせるのであれば、この方法が一番無難な気がします。

 

パターン③原作の過去をドラマで完結させられる程度に変える

加護の会などの名前を出さず、シ村は冤罪で死んだ死刑囚で、自分が置いてきた妻を待っているんだ、と言う感じです。

その場合、幸子はカルト集団に関わることなく、娘も死んでいないかもしれません。

もしくは、娘は殺されたけれどその犯人の死を見届けて妻を待つ、だとか。

過去をもう少し軽めにして、ドラマ用に作り直す、と言うのはありえることだと思います。

これも現実的ですね。

以上3パターンを考えてみました。

どうでしょう?

この中に正解があるのでしょうか?

どれか当たって欲しいなぁ、と思いますが、予想を大きく裏切ってくれる展開も大歓迎です!

ただ、答えが出るのはしばらく先になりそうですね。

 

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>>シ村の過去ネタバレや冤罪の理由がヤバイ

 

ドラマ「死役所」の最終回と原作「死役所」の結末、ラストはどうなるか予想したまとめ

原作とドラマ、それぞれについて、「死役所」の最終回、結末について、いくつかパターンを出して予想してみました。

みなさん、これかも?!と思うような予想はありましたか?

ネタバレ込みで設定からご紹介してきましたが、こればかりは、原作が完結していないドラマの宿命ですね。

最終回や結末、ラストに関しては、予想するしかありません。

原作「死役所」は現在大人気作品となっていますので、今回のドラマ化もあって一層有名になりました。

こうなると、原作ではシ村の過去もしっかりと描かれるでしょう。

しかし、ドラマはそういうわけにはいきません。

10回を超えて20回と続くならわかりませんが、今までの同時間帯のドラマは基本的に全10回ですので、「死役所」も10回だと予想しました。

ただ、ドラマホリック!の枠は、まだ始まったばかりなので、回数ははっきり予測ができません。

もしかしたら、長期のドラマ構成で、最終回ではシ村の過去がスッキリ清算!なんて言う驚きのラストがあるかもしれません。

以上、「死役所」の原作のネタバレと、原作とドラマの最終回の結末予想でした!