淡々と死者を案内していく総合案内課のシ村ですが、彼の周りで明らかになっていくのは死者たちの過去だけではありません。
シ村には、死んだ娘・美幸がいたことがわかっています。
美幸はなぜ死んだのでしょうか?
病気や自閉症など色々な要因が考えられますが、ネタバレ予想が気になります!
今回は「死役所」美幸の死因ネタバレや、なぜ死んだのかは自閉症や病気が関係しているのか予想してみたいと思います。
シ村の過去ネタバレはこちらをどうぞ!
目次
「死役所」美幸は病気?自閉症?
すっごい似た感じの子ぶちこんできたな…。#死役所 pic.twitter.com/F7Y1MBhQwh
— ヨル (@Yorurx) November 6, 2019
第4話のドラマ中に、気になるセリフがありました。
シ村はミチルに対し、自分が死刑になったのは「自分の娘を殺したから」と答えました。
これには、原作を読んでいた視聴者の方々も驚いたのではないでしょうか。
原作では、妻が「加護の会」という新興宗教団体に娘の美幸を連れて入り浸り、市村が2人を取り戻しに行ったところ、なんとか美幸だけは教団の目を盗んで連れ帰ることができました。
しかし、妻を取り戻そうと近所の人に美幸を預けていたところ、近所の庭で血まみれの美幸を発見する、という描写でした。
シ村が美幸を殺した?どういうこと??と私も驚きました。
シ村にとって、美幸は最愛の一人娘です。
原作がまだ終わっていませんから、ドラマでどういう決着を迎えるのかわかりません。
そして、ドラマで血まみれの美幸のシーンが映されるかどうかはわかりませんし、加護の会に関してもどこまで関わってくるのかは不明です。
ですので、美幸が死んでしまった原因は、加護の会が絡んでいない場合も考えられます。
しかし、シ村の死刑は冤罪であることが証明されており、ドラマの中でも「成仏許可申請書」を出せば、シ村は成仏できる状態なのです。
それを、なぜ「娘を殺した」という発言をしたのでしょう?
いくつか、仮説を立てて考えていきましょう。
まず、美幸についてです。
美幸は離乳が遅く、乳をあげないと絵の具や泥団子を食べるなど、普通では考えられないことをしています。
こういった病気は、実際にあるのでしょうか?
- 異食症
- 土食症
まず、この二つがあげられますね。
異食症は、通常では考えられないものを食べる病気、そして土食症はその名前の通り土を食べる病気です。
ただ、美幸は土以外も好む事から異食症との診断名に該当する可能性が高いと思います。
自閉症の子供で白いモノしか食べないという事例もあるようです。
もしかしたら自閉症という可能性もありますね。
当初は異色物を好む事を個性や特殊と受け入れていた幸子も、精神的に滅入ってしまうようになり、ついには宗教である加護の会に入信するきっかけになります。
「死役所」美幸はなぜ死んだ?死因をネタバレ予想!
ミチルが成仏して来週から可愛い結菜ちゃんが見れなくなるから寂しい…
しかし、結菜ちゃん足ながっっっ#死役所 #黒島結菜 pic.twitter.com/hScZD3FrON— noamai (@gaki_pon2794) November 7, 2019
原作「死役所」では、美幸は加護の会から市村がこっそり連れ出して、近所に預けていた先で血まみれで発見されます。
しかし、ドラマ「死役所」では、そこまで加護の会について踏み込めるのでしょうか?
残り回数が何回なのか、公式発表がないので正確なところはわかりません。
ですが、5話でハヤシの過去を掘り下げているので、いずれ主人公であるシ村の過去も掘り下げされる可能性は高いでしょう。
そのときに、シ村が自分で言った「娘を殺したから死刑になった」という言葉は、どういう意味だったのでしょう?
色々と考えてみる前に、まず、日本の死刑制度についてあらかじめ知っておきましょう。
簡単にですが、この9項目が、死刑になるかならないかを大きく分けるポイントになります。
- 犯罪の性質
- 犯行の動機
- 犯行態様、特に殺害方法の執拗性、残虐性
- 結果の重大性、特に殺害された被害者の数
- 遺族の被害感情
- 社会的影響
- 犯人の年齢
- 前科
- 犯行後の情状
これを参考にしつつ、いくつかパターンを考えてみました。
ここでは、生前のシ村を市村、死後のシ村をシ村と書き分けています。
パターン①加護の会は関係なく、食べたものの毒素で死んでしまった
確かに、絵の具の色を出す物質の中には人間が口にすれば毒になるものが含まれているケースが多くあります。
しかし、このパターンでは、医者にも見せて、放置したとしたとは言えない状態の市村を、死刑にすることは難しいでしょう。
無理矢理にでもやめさせなかったことが虐待、とも取れるかもしれませんが、病気である以上、それでも死刑はないと思われます。
パターン②加護の会は関係なく、父親として娘を死なせてしまった自責
病死だとした場合、美幸を医者に見せたものの、的確な治療を受けさせてやれず死なせてしまった。
その後悔から、「娘を殺した」という発言に至ったパターンです。
しかし、この場合、疑問が多く残ります。
現在、日本の死刑制度はかなり厳しく裁判が行われるので、ただ子供に的確な治療を施さなかったからと言って死刑になることはほぼありません。
ですので、ただ美幸の病気に対応しきれず死なせてしまったというだけでは、死刑になることは難しいでしょう。
パターン③病気である美幸をあえて放置し、治療を行わなかった。
これは、上の参考の3「犯行態様、特に殺害方法の執拗性、残虐性」に当てはまる可能性があります。
ですが、これは母親の幸子が美幸に対応をし、それでも治らなかったから加護の会へ入信したという流れがありますので、立証は難しいでしょう。
パターン④「加護の会」で病気を直してもらおうとする妻を止められなかった
ここからは、「加護の会」が入ってきます。
しかし、ここで本来罰せられるのは、妻の幸子のはずで、市村ではありません。
加護の会に心酔していたのは幸子なので、幸子ならば加護の会のいう通りに美幸を放置する可能性はあるでしょう。
では、なぜ死刑になったのが市村なのか。
考えられるのが、身代わりです。
市村は、ずっと幸子が心を病んでいたことを知っており、さらに離乳が遅く異食するばかりの美幸を連れて加護の会に入信していたことも黙認していました。
自分が幸子を支えきれなかった、という自責から、身代わりを買ってでた可能性はあると思います。
それがその後の調査で、シ村の冤罪が明らかになった、という流れならば、不自然な点はそれほどないと思われます。
パターン⑤「加護の会」に罪を着せられる
原作の通りに物語が進むなら、美幸は加護の会の敷地内ではなく、預けた先の近所の庭で発見されます。
そして、その第一発見者は父親の市村です。
「妻を取り戻すため、勝手に敷地内に侵入し娘を連れ出し、加護の会の残虐性を見せるため、見せしめに美幸を殺した」。
そう言った内容を警察に教団の幹部が話せば、取り乱している市村と、今までに感情的になって怒鳴っている過去が有る限り、市村にとってはあまり良い状況にはならないでしょう。
- 犯罪の性質→血まみれで倒れている娘
- 犯行の動機→妻を取り戻すため
- 犯行態様、特に殺害方法の執拗性、残虐性→血まみれ
- 結果の重大性、特に殺害された被害者の数→宗教団体に対する個人的な怨恨での殺人(人数は1人)
- 遺族の被害感情→妻にとっては夫に娘を殺されたことになる
- 社会的影響→他の加護の会の信者たちへの影響、父親が娘を殺すという状況
- 犯人の年齢→まだ壮年
- 前科→??
- 犯行後の情状→一切の容疑を否認しない
この場合は、なぜ犯行後の情状に関して、シ村は一切の容疑の否認をしなかったのでしょうか?
そこにも謎があるような気がします。
例えば、美幸を殺したのは、幸子だったりしたら・・・?
あえて罪をかぶった可能性があります。
パターン⑥幸子が犯した罪による制裁として美幸が殺され、幸子を庇ったシ村が死刑になった
幸子が何らかの罪(加護の会への寄付などの金を作るためなど)を犯し、それを加護の会に糾弾される。
その結果、見せしめとして美幸が加護の会の誰かによって殺される。
そして、その経緯を市村に聞かせ、幸子を死刑にしたいのか、と脅されて、自らが死刑になる。
・・・・・いくら予想しても予想しきれませんね。
原作通りにいくか行かないかは別として、ここまでのドラマの予告編から、いくつかわかることがあります。
- シ村は、目的を持って死役所の総合案内にいる
- ハヤシなどとは違い、シ村は自分の死についてしっかり考えている
- 淡々としつつも、その笑顔の下には確実に何かを潜ませている
潜ませているものがなんなのか、まだはっきりとはわかりません。
でも、わざわざ冤罪で成仏できる身分でありながら、そうしないでずっと死役所に勤めていることを考えると、潜ませているものはそう簡単なものではないのでしょう。
「死役所」美幸の死因ネタバレ!自閉症や病気やなぜ死んだのか予想まとめ
視聴者様から、教えて貰った漫画読んでるんだけど…。
めちゃくちゃ面白いじゃん‼️#死役所 #漫画 pic.twitter.com/AGL5qamDjO
— ミヤモン・裏垢男子 (@miyamonsenpi) November 11, 2019
今回は「死役所」美幸の死因ネタバレや、なぜ死んだのかは自閉症や病気が関係しているのか予想してみました。
美幸の死因のネタバレ予想は、どれが当たっていると思いますか?
なぜ死んだのか、気になりすぎますよね(*ノωノ)
自閉症などの病気も関係している可能性はありますが、真相はどうなのでしょうか~。